STORY

N° 01

Story of HADOW

はじまりは、1961年、緑豊かな埼玉県飯能市に木製建具製造業として創業しました。

建具は、常に稼働するドアや扉であり、
年月が過ぎても変わらずヒトやモノの出入りを可能にしなければなりません。
木を知り、環境の変化を予測し、数ミリの誤差も許されない、それが宿命です。

合体ロボのように、建具技術×3Dデザイン×NC機加工、3つの融合で「HADOW」は完成しました。
子供の頃はマジンガーZが好きで、合体には胸が躍ります。

日本伝統技術の、“組子”を取り入れ、ボンドやクギを使わなず、木材だけで「HADOW」は組み上げています。
“組子”は組立解体が可能で、一部が破損しても取り換える事が出来、長く使えます。
“モッタイナイ”は日本の優れた文化です。

実用新案を取得、家具に“組子”の技術を取り入れた事例はなかったようです。
技術がなくても組立る事が出来、部材のまま配送しする事により、
配送費が大幅に削減できます。海外へ輸出する場合は梱包も楽です。

デザイン北斎の“Great Wave”を始めてみたのは小学2年生の頃。
本当は兄が真似て書いた絵だったけど、
それでも迫力に圧倒されました。
HADOWのデザインは“Great Wave”に大きな影響を受けています。

世界で最も有名な日本の作品。
北斎の「神奈川沖浪裏」、
通称“Great Wave”

荒れ狂う大波に挑む船頭たち。
遠くには静かにたたずむ富士の山。

生と死。静と動。
生きている者たちへ語り掛ける。

HADOWは導く。 「前へ」と。

アントニ・ガウディは言った。
「自然界に直線は存在しない」
「芸術におけるすべての回答は
自然の中にすべて出ている。
ただ私たちは、
その偉大な教科書を紐解いていくだけ。」

HADOWは自然の教科書から学ぶ。
“息吹き”を表現するために。